此処は株式会社「トミーウォーカー」が運営するWTRPG「シルバーレイン」に登録しているキャラの日記です
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報告書がいっぱい届いてましたね
やはり、ヨーロッパにエレインの姿があったようです
しかし、原初の吸血鬼・・・少し、嫌な予感がします
それに人狼も関わっているだとか・・・?
・・・未だに憎しみの炎は消えてないんですね
もう一年も経つのに
・・・理解はしていても、行動できません
・・・とんでもなく重傷、ですね、クレハの心は・・・
卒業旅行、無事に終わるといいのですが・・・
(以下SSにつき自己責任)
やはり、ヨーロッパにエレインの姿があったようです
しかし、原初の吸血鬼・・・少し、嫌な予感がします
それに人狼も関わっているだとか・・・?
・・・未だに憎しみの炎は消えてないんですね
もう一年も経つのに
・・・理解はしていても、行動できません
・・・とんでもなく重傷、ですね、クレハの心は・・・
卒業旅行、無事に終わるといいのですが・・・
(以下SSにつき自己責任)
「・・・これも違いますよね」
投げ捨てられる紙
くしゃりと潰して空を舞う
それが何回も何回も繰り返される
彼女の手には、万年筆
ゆらり、ゆらりと動く
「・・・筆を久しぶりに取ると、こうなるものでしょうか?」
そういいながら書き記すもまたクシャリとされてポイ
上手くかけない
上手く言葉に出来ない
それが少し悔しくて
それでも何度も何度もチャレンジする
「クレハ!?何さ、この紙の山!?」
「・・・あ。すみません、真斗。ご心配おかけしましたか?」
「や、そういう意味じゃなく!・・・この紙の山、お前何しようとしてたのさ!?」
「手紙を書こうとしていました。お礼の、なんですけど。でも言葉が出ません。私もまだまだ、なんでしょうか」
万年筆を見つめてそう呟く彼女に彼は溜息交じりに笑って撫でてやる
「無理して書かなくても・・・どうしても書かなきゃなのか?」
「はい。お世話になりましたから」
「なるほどね。・・・じゃあさ」
こうして、互いの言葉を注ぎ足していく
それを彼女の言葉に置き換えて
一文字、一文字。訂正しながらも頑張って――
「真斗のおかげで早く終わりました」
「や、いいって。それより、団長が早く来いってさ。歌姫が遅刻なんて洒落になんねーぞって」
「・・・もうそんな時間でしたか。ステージの方は?」
「満員。何時も通りだぜ。・・・いってこいよ、片付けは俺がやるから」
走り行く彼女の背
その背を見つめて彼は一言だけ呟く
「変わったな、アイツ。手紙を出すなんて事、自分からはしようとはしなかった癖に。何かきっかけがあったのかね・・・?」
彼は知らない
彼女が戦いに身を投げている事も
彼女が様々な思いに揺れている事も
感情の芽生えがあるという事も――
投げ捨てられる紙
くしゃりと潰して空を舞う
それが何回も何回も繰り返される
彼女の手には、万年筆
ゆらり、ゆらりと動く
「・・・筆を久しぶりに取ると、こうなるものでしょうか?」
そういいながら書き記すもまたクシャリとされてポイ
上手くかけない
上手く言葉に出来ない
それが少し悔しくて
それでも何度も何度もチャレンジする
「クレハ!?何さ、この紙の山!?」
「・・・あ。すみません、真斗。ご心配おかけしましたか?」
「や、そういう意味じゃなく!・・・この紙の山、お前何しようとしてたのさ!?」
「手紙を書こうとしていました。お礼の、なんですけど。でも言葉が出ません。私もまだまだ、なんでしょうか」
万年筆を見つめてそう呟く彼女に彼は溜息交じりに笑って撫でてやる
「無理して書かなくても・・・どうしても書かなきゃなのか?」
「はい。お世話になりましたから」
「なるほどね。・・・じゃあさ」
こうして、互いの言葉を注ぎ足していく
それを彼女の言葉に置き換えて
一文字、一文字。訂正しながらも頑張って――
「真斗のおかげで早く終わりました」
「や、いいって。それより、団長が早く来いってさ。歌姫が遅刻なんて洒落になんねーぞって」
「・・・もうそんな時間でしたか。ステージの方は?」
「満員。何時も通りだぜ。・・・いってこいよ、片付けは俺がやるから」
走り行く彼女の背
その背を見つめて彼は一言だけ呟く
「変わったな、アイツ。手紙を出すなんて事、自分からはしようとはしなかった癖に。何かきっかけがあったのかね・・・?」
彼は知らない
彼女が戦いに身を投げている事も
彼女が様々な思いに揺れている事も
感情の芽生えがあるという事も――
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